おすすめミステリー映画10選 それは抜け出せない沼。

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おすすめのミステリー映画を代表的な作品から厳選して10作品紹介しています。

ダークで、雨が多くて、後味が・・・

1.セブン

映画「セブン」

言わずと知れた大名作。

若きブラッド・ピット代表作でもあり、ミステリー映画の金字塔でもある。

ここまでメジャーだと逆に見てないという方もいそうですね。

聖書の「七つの大罪」になぞらえた犯罪が発生。

新米刑事(ブラッド・ピット)とベテラン刑事(モーガン・フリーマン)のちぐはぐな関係、そのなかでどうにか犯人を追い詰めようとするが、どんどん犠牲者がでる。

中盤で形勢逆転するも犯人の奇策が炸裂、衝撃のラストを迎える。

あのエンディングはGOODなのかBADなのか。

見た人同士で話すのも楽しいですし、裏話もたくさんあります。

見てない人は見ましょう、そして悲しいガッツポーズを。

2.メメント

映画「メメント」

記憶が10分しかもたない。

ガイ・ピアーズの印象を決定的にし、彼の出演している映画で他のタイトルがなかなか出てこないというほど強烈で最高な映画だ。

主人公は妻を殺されたショックで記憶が10分しか持たない。

なので覚えたいものはポラロイドに撮るかタトゥーにして記憶する。

10分しか記憶できないってどんな感覚?

と思ったあなた。

この映画のすごいところはそれが疑似体験できるということだ。

ネタバレにもなるので見たい方は先に見てください。

実は、映画はラスト10分から始まる。

つまり主人公と同じでポラロイドやタトゥーに書かれたことを頼りに犯人を突き止める。

どうやったかは覚えていない。

10分が過ぎるとその前の10分の話になる。

つまりその前に何が起こったかわからないけど、自分が残したヒントを頼りに動く。

またその前の10分、前の10分。

そうやって映画のスタートへと近づいていく。

主人公の感覚を疑似体験し、ヒントと自分の感を頼りに行動しなくてはいけない。

途中で「こいつ本当に10分しか記憶できないのか?」と試されるのがえげつない。

3.アイデンティティー

映画「アイデンティティー」

大雨のなかで仕方なく寄ったモーテル。

集まった人々、そのなかに殺人鬼を移送中の警察官も。

それだけで舞台は完璧。

雨降りしきる一夜の不思議な不思議な出来事。

ラスト一歩手前までは最高の映画。

でも、ラストのラスト、あれ必要ですか?

4.ゾディアック

映画「ゾディアック」

ゾディアックと名乗る犯人から新聞社に届いた挑戦状。

暗号と犯人しか知り得ない情報を送り世間の注目を浴びる事件となる。

警察も新聞社もなかなか犯人に近づけない。

しかし、徐々に世間の関心は薄れていく。

事件に魅せられたしがない漫画家(新聞社で勤務)が事件を追う。

追い詰める。

犯人は一人なのか、模倣犯なのか。

実際にあった事件を描いた映画。

最後まで犯人は捕まらなかったものの、映画では・・・

いくつものヒントと状況証拠で謎を解いていく感じがたまらなくスリリング。

重苦しいけどテンポがいい。

忘れた頃にまた見たくなる一本。

あの湖畔でのシーンは思い出しただけど鬱々しくなる。

5.羊たちの沈黙

映画「羊たちの沈黙」

ホラー作品でアカデミー作品賞を取った唯一の映画。

日本版予告がなかったのですが、それでも十分伝わったかと思います。

とにかく”紳士”なレクター博士が怖い。

映画の冒頭でジョディー・フォスター扮するFBIが博士と話すまでに受ける説明でもう震え上がります。

博士が「クラリス」と話すたびに頭の中に侵入してきているよう・・・

言わずと知れた映画至上最強猟奇殺人キャラクター「レクター博士」。

その真髄は人間を「食う」こと、いや「喰う」ことだ。

ストーリー、キャラクター、謎解き、全てが一級品。

僕の少年時代のトラウマ映画でもある。

続編「ハンニバル」ではクラリス役がジュリアン・ムーアに変わったのは残念だが、こちらでは映画至上最狂の食事シーンがある。

6.ドラゴンタトゥーの女

映画「ドラゴンタトゥーの女」

続編をお願いします!

個人的にとても好きな映画。

寒そうな北欧ミステリー感全開。

予告を見てもわかるとおりスタイリッシュでかっこいい映画です。

天才ハッカーとジャーナリストが事件の謎を解いていく。

えげつないストーリー展開と暗い演出、不安を煽る音楽が絶妙にマッチ。

ミステリーものの奥に男女の関係を織り交ぜた深くも痛快な映画だ。

北欧ならではのおしゃれな家や街と寒そうな景色を見ているのも楽しい。

そしてクライマックスの場面で北欧の歌姫を使いますか!

と、笑ってしまうほど。

デビット・フィンチャー恐るべし。

最後には誰もがリスベットの虜になってしまうのだ。

ラスト、あれは切なすぎるよ。

7.オールド・ボーイ

映画「オールドボーイ」

痛快爽快どんでん返し。

韓国映画は世界で評価されているが筆者はあまり見たことがない。

バイオレンスたっぷりだけどユーモアが上手に織り込まれている。

突然15年間監禁された主人公。

その後突然の解放、そして復讐の鬼と化す。

「衝撃のラスト」でこれを上回れる残酷性のものはなかなかない。

主演のチェ・ミンシクの「怪演」が楽しいです。

8.L.A.コンフィデンシャル

映画「L.A.ギャングストーリー」

とりあえずラッセル・クロウがかっこいい。

ストーリーの綿密さに圧倒される。

仲間思いの刑事とエリート刑事の張り合いで進むが警察の汚職がひどい。

そこに女が入りこむんだからややこしくなる。

仕事、正義、女、プライド。

大丈夫かLA、街はギャングと汚職で溢れかえっている。

真の黒幕があぶり出されるとき、驚愕のラストが訪れる。

今回は「驚愕のラスト」です。

でも「やっぱりそうかー!」ってもなる。

9.フォーン・ブース

映画「フォーン・ブース」

今回紹介した中でこの映画が一番小規模だ。

なぜなら、一人の男が公衆電話で話をするだけだからだ。

でも、そこがスリリング。

いきなり相手はスナイパーでこっちを狙ってる。

嘘ばかりついてる主人公を調べ上げていて、制裁しようというのだ。

ハッタリだと思っている主人公、しかし見せしめに通行人が狙撃される。

電話ボックスから逃げようとしない男を警察は怪しがり、出てくるように促す。

しかし電話の相手からは「電話を切ったら殺す」と脅されている。

さあ、どうする?

つまりこういうことです、淫らに公衆電話には出ないこと。

10.ユージュアル・サスペクツ

映画「ユージュアル・サスペクツ」

オチ全て映画ですので見たら誰にも語らないこと。

豪華出演陣と大きな謎。

船で計画された巨大な麻薬取引。

しかし、27人が死ぬ大惨事となる。

生き残ったやつが病床で叫んだ。

「カイザーソゼ!」

カイザーソゼとは誰だ?

いやむしろ、いるのかそんなやつ?

ストーリーを紐解くことができるのは足を引きずった冴えない中年男。

釈放直前に警部の部屋に呼び出され問いただされる、そこで語られる真実とは・・・

そして嘘とは?

まとめ

今回は王道的なミステリー、サスペンス映画を紹介しました。

まだまだいい映画はいっぱいあります。

ミステリーの中でも北欧ミステリーとか刑事もの、ちょっとSFものなどありますので次回紹介いたします。

この記事を書いた人

tetsugakuman

tetsugakuman

基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。