サスペンス、ミステリー、サイコ、スリラー、ホラーの違いとは 代表作3作ずつ紹介。
ジャンルというものはそもそも定義が曖昧なものがあります。
映画をジャンル1つで分けようとすると議論になってしまうほどです。
なので今日は大前提的な違いを確認したいと思います。
サスペンスとは
「事件」や「推理」を描いたものを指します。
ズボンのサスペンダーと同じで「観客の心を宙づりにする」ところから来ています。
「猟奇的な殺人が起こり、その犯人との心理戦や推理を描く」といった感じです。
<代表的な作品>
ミステリーとは
「不思議」や「謎」を描いたものを指します。
「どんでん返し」系が多いのがこのジャンルです。
謎が謎を呼んで最後に思い切り落とす。といった感じです。
<代表的な作品>
サイコとは
「異常な本性」や「人間が怖い」を描いたものを指します。
サイコパスのような殺人鬼やキャラクターが登場する映画です。
猟奇殺人的な映画でどちらかというと犯人視点に立っていることが多いです。
<代表的な作品>
スリラーとは
「緊張感」や「不安」を描いたものを指します。
一方的に追われたり攻撃されたりしてひたすら逃げる描写が続いたりします。
そのため時間的に短い作品が多いです。
<代表的な作品>
ホラーとは
「恐怖」や「超常現象」を描いたものを指します。
このジャンルは特殊で「恐怖」を望んでいる観客と監督の攻防戦です。
なので定番的な演出「ドアの隙間から覗く」「二手に分かれる」があります。
<代表的な作品>
まとめ
なんとなく分かったでしょうか。
しかし境界線は非常に曖昧です。
「サイコスリラー」だったり「サスペンスホラー」だったり、いろんな要素が映画一本の中にもあります。
この記事を書いた人
tetsugakuman
基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。