ホラー好き119人が選んだおすすめ日本のホラー映画ランキング
ここではホラー映画好き119人が答えたアンケートをもとに日本のおすすめホラー映画を紹介します。
さて、どんな順位になっているのでしょうか。
コメントは投票者の方からいただいたコメントです。
1位:来る
19票獲得
霊媒師アベンジャーズ。
正直、意外ですね。
「リング」とか「呪怨」とかが1位なんじゃないかと予想していましたが、新しい作品が1位を獲得!
これはすごくいい事だと思います。
新しい作品が人気というのはまだまだこれからの作品にも注目が集まっているという事ですね。
この映画は前半の「妻夫木パパのイクメン暴走」にひたすら耐えた後、最強との対決へ向かうのですが、そのために全国のあらゆる霊媒師が集結するシーンが一番好きですね。
コメント
原作と異なる最後はちょっと気になるところでしたが、原作よりもハイパー盛り上がる古今東西神仏入り乱れ除霊会場シーンが好きすぎるのでオススメしたいです。
人間VS幽霊はおもしろい。あと結局バッドエンドみたいなのが爽快。
最後まで得体の知れない恐怖を体感できたのが良かった
2位:残穢
18票獲得
歴史があるから闇が深い。
これも意外な順位なのではないでしょうか。
とはいえ、私もこの映画の乾いた空気感がすごく好きです。
日本はアメリカと違って歴史の長い国です。
なのでアメリカでは「殺人鬼」的なホラー映画が多いですが、日本では「穢(けが)れ」のように想いが蓄積した場所が多く、それを題材にしたホラーが多いです。
良く作用するとパワースポットになるのですが、悪く作用すると圧倒的な呪いを見出す可能性がある。
個人的には残穢のスピンオフ的短編集もすごくおすすめです。
コメント
怖さの濃縮さと繰り返す感じがダントツに怖い
タイトルが怖いから。
淡々とした語り口調ながらテンポよくストーリーが進み、かつ伏線がどんどん回収されていくさまは最高の一言。何回でも繰り返し視聴できる作品です。
土地から土地へ穢れが感染り残る恐ろしさと由来を遡るというミステリーが楽しめる、大好きな作品です。
ラスト以外欲っしていたホラーでした
鬼談百景
2位:仄暗い水の底から
18票獲得
日本ホラー最強の一角。
同率2位にとうとうこの映画が登場。
2001年の映画なので時代感も違いますし、音楽がほとんど流れないので「生活音」がすごく聞こえる感じも日本ホラーっぽくていいですね。
「日本の暗さ」の上にホラーが乗っかっているので映画全体の雰囲気も非常にダークです。
他の有名作品と違って関連作や続編がないのもこの映画が好きな人が多い特徴だと思います。
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怖いだけじゃなく泣ける。こんな母親になりたい。海外リメイク版もすごく良かったので見て欲しい!
水が染み込んでくるような、じわじわとした恐怖が溜まりません。不気味さというか、「よく分からないけど、なんか怖い…」感じが、正しく”ジャパニーズホラー”だと思います。
単純に鳥肌が立った!
4位:リング
9票獲得
貞子というとんでもないブランドの登場。
とうとう来ました、伝説の日本ホラー映画、未だに関連作が作られ、リメイクされ続けている。
ただ、得票数でいうと上位3作の約半分です。
これはホラー映画の宿命だと思うのですが、リングの特徴は「VHSを再生しブラウン管で見る」「固定電話に電話がかかる」というのがかなり重要です。
2000年以降に生まれた人にとっては「VHSってどんな仕組み?固定電話?家にない。」という状態なので怖さがイマイチ伝わらないのだと思います。
特に冒頭、2人で家で遊んでいると固定電話が鳴る、こんな時間に?と時計を見る。
これって携帯電話で何時に電話がかかってきてもおかしくない現代からすると「?」ですよね。
私はこの映画の謎解き感が好きなので何度も見返してしまいます。
ちなみにアメリカ版の「リバース」ではPCでコピペするだけで呪いを回避できるようになっています。
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一番最初に映画館で観たホラー映画なので思い入れがあります。テレビから出るシーンは館内大絶叫でした……
日本ホラーの歴史はここから始まったと言っても過言ではない。
ザ・リング リバース
5位:呪怨
7票獲得
安全な場所を奪った映画。
リングと同じく世界にも大きな影響を与えた日本ホラー映画。
ホラー好きの方に聞くと「テレビ版の方が怖かった」という意見も多いのでそっちがランクインするかと思ったのですが、正統派が入ってきました。
怖い時って安全な場所を確保したくなりますが、その究極ってベッドの中だと思うんですよ。
そのベッドの中という安全スポットを完全に奪い去った功績は大きいと思います。
あと、伽椰子の喉が鳴っているような音は最初強烈に怖いですよね。
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映画館で観た時に上映後に俊雄(としお)くんに会える!と言うイベントがあった。観る前は俊雄(としお)くんに会う気満々だったけれど、観終わった後はとてもじゃないけど会いたくなかった。早く帰りたかった。としおくん、怖かった…
好きな、と言うより怖すぎてヤバかった作品です!本気で寝ることすら怖くなって日が昇るまで起きてました。トラウマです…
猫の声で鳴く俊雄(としお)くん
6位:黒い家
5票獲得
人間が怖い。
珍しく人が怖い系の日本ホラー。
実は笑えるような変な演出も多く、私は「これ、コメディーなのかな?」と思うほどでした。
しかし、その「変」な感じがどんどん増大していって、耐え難くなっていきます。
見てるだけならいいですけど、この人が隣人だったらと思うと、最悪ですね。
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めっちゃ怖かった。乳しゃぶれが怖かった。
これより怖い邦画を知らない。後半のシーン、怖くてビデオ(当時)を止めたくなった。
大竹しのぶの怪演がトラウマになりました
6位:回路
5票獲得
難解。
ホラー映画は基本的には何か怖い対象、象徴があります。
ITだったらピエロだし、リングだったら貞子だし。
しかし、この映画は「時代」を対象とした大きなテーマを持った恐怖を描いているので、わかるようなわからないような終わり方をします。
「僕らの街」がいつの間にか巨大な怪物になり、自分が置いていかれるような、不要に感じるような恐怖感。
皆さんはそんな恐怖を感じたことはありますか?
コメント
黒沢清監督の光と闇の世界は秀逸。何度でも観てしまいます。
黒沢監督の幽霊は怖いですよ!
8位:ノロイ
4票獲得
ドキュメンタリー。
日本ホラー映画の中でも珍しいドキュメンタリー風の作品。
テレビっぽい演出もあり結構安心して見れます。
しかし、どんどん沼にはまっていく感じが非常にいいのがこの映画の特徴ですね。
意外とホラー映画を見ない人でも好きだという人が多いです。
コメント
白石晃士監督作品は全部好きです!
9位:コワイ女、富江、着信アリ
3票獲得
コメント:カタカタのインパクトが凄かった
11位:輪廻、女優霊、感染、カルト
2票獲得
コメント:最高に気持ち悪くて大好きです
コメント:一昔前の心霊バラエティのパロディとしてチープな不気味さがありながらも、NEOの登場からは異能力バトル作品としても心が踊らされるエンタメ色の強い作品だと思います。怖いところはちゃんと怖くて満足度が高い!
13位をまとめて紹介
1票獲得
呪怨2、シライサン、呪怨テレビ版、神の左手悪魔の右手、学校の怪談、リング2、オーディション、着信アリ2、Netflixドラマ版呪怨、グロテスク、CURE、冷たい熱帯魚、死国、スイートホーム、貞子3D、さんかく窓の外側は夜、ヒトコワ
コメント
呪怨2:トラウマ
神の左手悪魔の右手:当時としては稀に見るグロさ。
学校の怪談:子供の頃に見たというのもあるけれど、当時見たとき「てけてけ」や「顔のない人」、ひとりでに動くボールなど恐ろしかったし子供でも見られる構成がよかった
オーディション:今まで見てきた中で一番怖かったです。
Netflixドラマ版呪怨:国産ホラーの雰囲気が凝縮されてて、近年稀に見る作り込まれ方だった。
グロテスク:ぐろかったから
CURE:黒沢清作品が好きです。候補にある回路も好きですがCUREも名作だと思います!
死国:パートナーの女性が後ろにいると思い込んで、死霊に語り掛け続けるシーンが本当に怖かった
スウィートホーム:昼間でさえ怖くて見られなくなった。でも途中まで怖いものみたさで見てしまう。そんな面白くて怖い作品でした。
貞子3D:家族で見た時にあるシーンで爆笑したという体験がかなり昔の話なのに残っているから
さんかく窓の外側は夜:原作が好きなので
ヒトコワ:ほんとに怖いのは人間なので。
まとめ
コメントに皆さんの思いが詰まっていていいですね!
「人生で一番怖かった」っていうのは人生で一度しか味わえない体験ですよね。
もちろん、新しい怖い作品に出会いたいですけど耐久がついちゃうと・・・。
海外ホラー映画でのランキングも作って見たくなりました。
その時は是非参加してください。
この記事を書いた人
tetsugakuman
基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。