みんなが欲してたの詰め込んだよ! 映画「バイオハザード/ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」ネタバレと感想

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ここでは映画「バイオハザード/ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ」のストーリーや魅力を紹介しています。

日本発の超有名ホラーゲーム「バイオハザード」が映画で再び帰ってくる!

以前はミラ・ジョボビッチ主演で作られ、シリーズ化するほどの人気を博しました。

さて今回はどういう位置づけで、どういう内容なのでしょうか?

バイオハザード

ウェルカム・トゥ・ラクーンシティー

アンブレラ社の陰謀再び

最初からこれを言うのは酷ですが、世界的映画サイトでの評価は10点満点中5.2点。

そうなんです、めちゃくちゃ評価が低い。

なぜそんなに低いのか?気になって観に行けないと言う方は是非とも参考にしてください。

ストーリー

主人公(赤いジャケットの女性)はある目的のために地元「ラクーンシティ」に戻る。

ヒッチハイクして乗せてもらったトラックで夜道を走っていると、運転手がよそ見をしたせいで道を歩いていた人を跳ねてしまう。

様子を見るために降りると運転手が「俺は悪くない!こいつが飛び出してきたんだ!」と言い始める。

かなりの速度で走っていたため確実に死んだと思われていたが、主人公とトラック運転手が口論をしている間にその姿は消えていた。

そして、残った血溜まりをトラックの運転手が飼っている犬が舐めてしまう。

その後、主人公は兄(警察官)の家にたどり着く。

この兄弟の地元「ラクーンシティ」はアンブレラ社(表向きは製薬会社)の本拠地で、ラクーンシティ=アンブレラ社と思ってもいいほどに大きくなった。

主人公は兄に会うと1本のビデオテープを見せる。

その内容は「アンブレラ社は飲み水に毒を混ぜている。そして今回はそれ以上に事態は悪化しそうだ。」と言う話をする男の映像だった。

兄は「また陰謀論かよ、勘弁してくれ。」と呆れた様子。

その時、町中にサイレンが鳴り響く。

「こちらはアンブレラ社です。指示があるまで自宅で待機するようお願いします。決して出歩いてはいけません。」

兄は様子を見るために警察署に向かう。

家に残された主人公だったが、確実に何かの病気であろう隣人がガラスを突き破って侵入してくる。

主人公はその場を脱出し、兄の後を追う。

警察署では署長と屈強なチームが会議をしている。

署長も事態を把握していないらしく、その場にいない2人の行方を確認した。

「2人は通報があったので森の奥の屋敷へ向かっています。」

チームにも屋敷へ向かうよう指示を出し、署長はなんと自分の車で街を抜け出そうとする。

ほぼ無人の警察署の入り口には新人警察官が暇で眠っていた。

そこへ、さっきまで主人公を乗せていたトラックがおかしな様子で走ってくる。

凶暴化した飼い犬に噛まれた運転手は理性を失っており、ハンドル操作を誤り大胆に横転、爆発したのだ。

一方、署長は車で街を出ようとしたのだがアンブレラ社によってどこも封鎖されていた。

そしてなんと、言うことを聞かない住民を撃ち殺していたのだ。

急いで署長は警察署へ戻る。

そこへ主人公も到着し、署長と新人と3人で行動する。

警察署の近くの孤児院から秘密の地下通路が屋敷までつながっているらしく、それを目指す。

孤児院に着くと脳味噌むき出しのモンスターがいて、署長が餌食となってしまったがなんとか突破し、地下通路を見つける。

その頃、兄はチームとヘリに乗って屋敷へ向かっていた。

途中で横転したパトカーを見つけるも、誰も乗っていない。

そして、皮膚が剥き出しになっている奇妙なカラスを目撃する。

屋敷に着いた一同は2組に分かれて捜索を開始する。

兄ともう1人は白衣を着た人に食いちぎられている仲間を発見する。

白衣の人は胸に銃弾を2発撃ち込んでも死ななかったのだ。

頭を撃ち抜き、仲間を助けようとするも手遅れだった。

そして、屋敷はそんな奇妙な死なない人たちで溢れかえっていたのだ。

二手に分けれたもう片方のチームは探索していると、乗ってきたヘリが変な飛び方をしていることに気づく。

すると、ヘリがそのまま屋敷に突っ込んできたのだ。

チームの1人は隠し通路を見つけ奥へ進んでいくと、そこには謎の液体を運び出そうとする科学者とその家族がいた。

「それを渡すんだ、でなければ撃つぞ!」

科学者は隠していた銃で応戦するが相討ちになる。

科学者は重傷を負ったが自らに謎の液体を打ち込み、徐々に変身する・・・。

屋敷にたどり着いた主人公と新人は兄と無事合流する。

そしてあと数時間でアンブレラ社は街ごと破壊して何かを隠蔽しようとしていることを知る。

そこへ変身途中の科学者が現れる。

銃でなんとか撃退し、地下にある列車を目指す。

無事に列車に乗り、脱出を試みるがそこに完全体になった博士が追いつく。

見るもおぞましい姿となった博士を新人がロケットランチャーで爆破。

なんとか徒歩でトンネルを抜けて町から脱出したのであった。

端的ネタバレ

ラクーンシティを本拠地にしていた会社が何かを隠蔽するために町を封鎖して住人を全員殺そうとしていた。

そのことを知った主人公は警察官である兄に伝える。

警察官チームで問題の対処にあたるも街はゾンビだらけ。

やばい科学者をやっつけ、なんとか封鎖された町から脱出したのだ。

感想

海外ではすこぶる評価が低いのだが、なかなか楽しめました。

多分、ゾンビ映画として、ホラー映画としては面白くないと思います。

ただ、ゲームのファン、やったことがある人にとっては「あのシーンだ!」というシーンが多く、割と上手にゲーム1と2をミックスして1本の映画に仕上げていると感じました。

映画のテーマ

この映画のテーマはなんでしょうか。

普通であれば「主人公の成長」ということが多いのですが、この映画は違います。

誰も成長しません。

むしろ少し頭の弱い行動派がたくさん出てきます。

一番頭がいいのは主人公の女性ですが、特に成長をするわけではありません。

ではこの映画のテーマたる魅力は何かというと「ゲームへのリスペクト」です。

随所に盛り込まれた「ゲームのあのシーン」を見ていると、製作陣はかなりゲームを知り、リスペクトしていることを感じます。

なので1本の映画としてみるとどうにも魅力を感じないが、ゲームへのリスペクトとしてみると楽しめます。

もちろん、ゲームを知らなくても大丈夫なくらい丁寧に説明していますので置いていかれることはありませんのでご安心ください。

どのあたりがゲームへのリスペクトなのか

ではどのあたりがゲームへのリスペクトなのでしょうか。

まず扱っているのはゲームの1と2です。

屋敷での事件(1)と警察署での事件(2)を上手い具合にミックスしています。

箇条書きで再現したシーンを書き出しますね。

・トラックで食べるハンバーガー

・犬ゾンビ

・カラスゾンビ

・屋敷で出会うゆっくり振り返る白衣のゾンビ

・突っ込んでくるヘリコプター

・ロッカーにあるアイテム

などなど、かなり細かい部分まで気を遣っています。

これは思い込みかもしれませんが、屋敷に入るときに入り口のドアでドアノブが回って扉が開くシーンを少し時間とって写していたのは確実にゲームの再現だと思います。

が、あれ以上扉を写すと映画のテンポが悪くなるので最大限の演出だったと思います。

どこがダメだったのか

ここからはマイナスポイントです。

一つはバカばっかりだということです。

みんなひたすらにFu○kを連発します。

何回出てくるのか数えようと思うくらい言います。

あとトラックが爆発しても起きない新人。

SONYのヘッドホンのノイズキャンセリング凄すぎだろ。

あそこから「あれあれ?やばいかな?」と思い始めました。

音に敏感なリッカー(脳味噌むき出しモンスター)は素手で殺しちゃいます。

孤児院の謎キャラクターはかなりほったらかしです。

事件の真相を暴きそうだった陰謀論者は同居人のヤバさをもっと警戒しろよ。

チームの1人が裏切った的なこと言ったけど、あれは裏切りか?

変身科学者の弱点早く見つけすぎだろ。

ロケットランチャーその距離はダメ。

列車壊したけど、大丈夫なのかい。

とまー、ツッコミは続きます。

でも、それほど悪くないですよ。

多分。

今までのシリーズとの違い

さて、今までもバイオハザードのシリーズはありましたよね?

ミラ・ジョボビッチのやつです。

それとはまっっっっっったく違います。

関係ない作品ですね。

ジョボビッチ版はバイオハザード、アンブレラという話題を使ったオリジナルストーリーですよね。

1見たときに誰しもが「どのあたりがバイオハザードだよ!ゾンビとアンブレラしか知らないぞ!」ってなったと思います。

ちなみに私は3が好きです。

別物としてお楽しみください。

まとめ

この感じで是非ともバイオハザード7を映画化して欲しいですね。

いや、7はゲーム実況見ているだけですでに映画クオリティーだとも思います。

皆さんはどうでしたか?

個人的に音が良かったですね、かなり好みでした。

総合評価は「可もなく不可もない」です!

ゲーム

実際にゲームをプレイしたい方はこちらをどうぞ。

この記事を書いた人

tetsugakuman

tetsugakuman

基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。