おすすめ冬に見たい映画10選(名作編) 冬はサイコの香り。

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ここでは冬が舞台の映画の中でも有名なものを厳選して10作品紹介しています。

見ているだけで寒くなる・・・。

1.クリムゾン・リバー

舞台:フランスのアルプス

閉鎖的な街での極上猟奇ミステリー。

目をくり抜かれ両手は切断され、胎児のような格好をした遺体が地上50mの崖から発見される猟奇殺人事件がおきた。

凍った死体の真相を追うベテラン刑事とやんちゃ警部補。

関係なかった墓荒らしの調査をしていると思いもよらない方へ発展していく。

ミステリー映画として素晴らしい、けどずっと寒そう。

適度にアクションもあり、シャレも効いているのでおすすめです。

閉ざされた雪山の麓にある街、猟奇殺人、追う刑事。

オチも凄いですし、ジャン・レノとヴァンサン・カッセルのコンビは最強です。

2.ドラゴン・タトゥーの女

舞台:スウェーデン

真冬のスウェーデンはお洒落で、狂った人材の宝庫。

家族経営の会社の社長に依頼され、失踪した「ハリエット」を探す主人公。

主人公ミカエルはジャーナリストだが仕事で失敗し仕方なくこの仕事を受ける。

少しずつ手がかりを集めていくととんでもないことに気づく。

それと助手「リスベット」の壮絶な過去と現在。

ストーリーの表と裏を両方楽しめる作品。

スウェーデンの冬は美しく、寒そう!

ダークな雰囲気で進む展開はハラハラというよりもジリジリといった感じ。

おしゃれだけど日照時間が少ないからライトが際立つ。

暖かいブラックコーヒーを準備して見たい。

冒頭からもう冬。

3.レヴェナント:蘇えりし者

舞台:西部開拓時代のアメリカ

暖房も防寒着もなし、見ていて辛いほどの寒さ。

冬の食料調達をするハンター達は寒さとインディアンと戦っていた。

仲間が負傷し、連れていけないと判断するも内部で衝突が起こる。

マッドマックスで注目のトム・ハーディーが憎まれ役なのが見もの。

グラミーで監督賞、作品賞、主演男優賞、撮影賞、音響賞を受賞。

すごいのは、実際に極寒の川に入ったり、生肉を食ったり、動物の死体の中で寝たりしたらしい。

もうほとんどドキュメントじゃん。

4.ヘイトフル・エイト

舞台:アメリカ、ワイオミング州の山の中

誰と誰が仲間で、誰が嘘をついていて、あれ、このひと誰だっけ?

雪道で出会った賞金稼ぎの二人。

賞金首三つの死体と生きたまま捕えた賞金首の女、御者(馬車の運転手)。

さらに保安官になるという男を乗せて馬車は山小屋へ行く。

山小屋には三人の先客(死刑執行人、カウボーイ、元軍人)と店番のメキシコ人がいた。

疑いと嘘と殺人で折り重なる3時間。

長いですけど楽しめる作品。

この季節、この時代にこの山奥には行きたくない。

しかも扉が壊れてるってどういうことだ、隙間を埋めないと暖かくならないよ!

と、思いつづけました。

推理するのは楽しいですね。

オープニングのどでかいスケールがワクワク感を駆り立てます。

感傷的にならずに楽しめる密室殺人推理映画。

5.ディファイアンス

舞台:ナチスドイツ占領下のポーランド

家もない、薪もない、食べ物もない、あるのは忍耐だけ。

ナチスと地元警察に追われるユダヤ人。

両親を殺された3兄弟は1200人の同胞を連れて森の中で暮らす。

実話を基にした話。

森で暮らすって、単純に言いますが、家も何もかもないゼロからのスタート。

しかも冬に。

そりゃ「努力」だけじゃ乗り越えられないわけです。

しかも兄弟間で運営について揉めるし、不良は出てくるし、追っ手は迫るし。

生き抜くのが辛すぎる。

ダニエル・クレイグがイギリス訛りではなくポーランド訛りにしているのがすごい。

「俺だったらどうする」と考えてしまう映画。

6.デイ・アフター・トゥモロー

舞台:地球

氷河期到来。

南極大陸の氷が大量に溶けて海の海流を変えてしまった。

そのせいで世界的な異常気象が発生。

巨大竜巻、高潮、豪雨、東京ではゴルフボールサイズの雹が降る。

世界は滅んでしまうのか、生き残りをかけた極寒サバイバルが幕を開ける。

様々な絶景が見れますね、特にアメリカの都市の中を巨大タンカーが流れたり。

寒さ対策のできないビジネスマンはホームレスに「新聞紙を丸めて服の内側に入れるといい」と教わる。

こうなってしまうと大事なのはお金や地位じゃなくて知恵ですね。

「インデペンデンス・デイ」的な、科学者がかっこいい映画。

NASAって凄いね。

7.グランド・ブダペスト・ホテル

舞台:ヨーロッパ大陸の東端にあるという仮想の国ズブロフカ共和国

おバカな極上映画、寒いから室内にいたいんです。

ロケ地はドイツ。

あるホテルをめぐるドタバタ騒ぎ。

支配人は「裕福だが年老いており、不安げで虚栄心が強く軽薄で(性的に)飢えている金髪の」女性客を満足させることで、顧客から熱烈に支持されていた。wiki

そんな顧客の一人が亡くなり、遺産の一部を支配人に相続させると遺言に書いてあった。

主人公はこのホテルで見習いをしている「ゼロ」だ。

雪の美しい季節だからこそ室内で起こるドタバタが楽しい。

建物も美しく、テンポも最高である。

この作品が気に入ったら「ダージリン急行」を見る事をおすすめします。

8.特捜部Q 檻の中の女

舞台:デンマーク

クソまずいコーヒー飲みたい。

北欧ミステリーといえば「事件」と「コーヒー」ですよね。

本を読むと更にわかりますが、この人たちはサンドイッチとコーヒー以外口にしない印象です。

凸凹バディーもここまでやったほうがいいし、事件のヒリヒリ感もここまでやったほうがいい。

ギリギリな線を綱渡りしているのに安心して観れる。

このシリーズ、最高です!

9.ファーゴ

舞台:アメリカ、ノースダコタ州のファーゴとブレーナード

行き当たりばったりで事件を起こすとこうなる。

田舎で借金に苦しむ夫は狂言誘拐を計画し、裕福な妻の父から身代金をもらおうと計画する。

誘拐役の二人は計画の最中に警官に職務質問され、なんと警官を射殺、目撃した人も殺してしまった。

簡単な誘拐事件のはずが殺人事件にまで発展、警察と妻の父の行動でストーリーはどんどん読めないほうへと進んでいく。

殺人事件を題材にしていますが、コメディー色が強くテンポがいいので楽しいです。

ただ、TSUTAYAではミステリーのコーナーにあります。

冒頭で「実話に基づく」という嘘で始まる辺りが粋ですね。

こじんまりとした作品でもここまで面白くなるんです。

10.シャイニング

舞台:コロラド州、ロッキー山脈

レッドラム!レッドラム!レッドラム!

冬の間休業するホテルの管理人の仕事をすることになったジャック。

「このホテルは以前の管理人であるチャールズ・グレイディが、孤独に心を蝕まれたあげく家族を斧で惨殺し、自分も自殺したといういわく付きの物件だ」wiki

と聞かされたが御構い無しに仕事を引き受ける。

そして吹雪の中、家族三人の孤独な生活が始まる。

ホラー作品なのですが、明確な描写はなく、徐々に狂っていくジャック。

不思議な力を持つ息子ダニーと戸惑う妻ウェンディー。

キューブリックらしい左右対称、一点透視図法などの映像が満載。

それが怖さを増幅させる。

まとめ

寒いってだけで辛さ倍増ですね。

しかも、サイコヤローには冬が似合う。

灼熱の映画もあります。

この記事を書いた人

tetsugakuman

tetsugakuman

基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。