2021年1月見た映画をサクッと紹介 韓国映画日和。
2021年1月に見た映画を紹介します。
新年明けて早々見たいものがなくて「韓国ホラー攻めてないから、見てみるか!」と思い立ち、Twitterで募集したところ5作品ほど紹介していただいたので、それを見ました。
1.箪笥
考えるほどわからなくなる。
ホラー映画として進んでいって全く別のどんでん返しを見せる。
90年代の救いのない感じ、10代の扱いづらさ、華麗な音楽、難しいストーリー。
その要素がなぜかぴったりハマる不思議な映画です。
何より、ここまで突き抜ける演技をする映画って日本ではないよなーって思った。
2.ペットセメタリー
禁断の魔術。
いろんなホラーを見た印象ですが、アメリカ人って先住民族に対して何か「謎めいていて怖い」と感じているのではないだろうか。
この映画や「イット」など、ヴードゥーのような「先住民族の宗教(神)」を理解できず、恐れている感じが出ています。
ただ、その神はホッチキスを使わないと思う。
3.FLU 運命の36時間
見事な感染パニック。
致死率100%の謎の感染症が発生。
序盤で登場する政治家を本当にバカみたいに描いているのが凄かった。
みんなの思いが詰まっているなと感じた。
大抵は「群衆の思い」と政治家などの「一部の知識層」で思いは相いれないんですよね。
あと、韓国の女性と付き合うのは大変だなと感じました。
4.殺人の追憶
見事な謎解きサスペンス。
映画として、お見事。
キャラクターの濃さ、ストーリーの巧みさ、歴史や時代背景、事件の重み。
全てが見事に絡み合う。
特に、地元のおバカ刑事と都会からきたやりて刑事の思いや感情が映画が経過するごとに交差して逆転していく感じは凄かった。
そして、やりきれない感情とエンディング。
どこか北野武映画のような、切なさと美しささえ感じる。
5.新感染半島 ファイナル・ステージ
シンプルなゾンビもの。
ゾンビにひたすら追われる1作目と違い、銃や武装車両など全面戦争です。
その中に人助けが入っているのですが、この人助けがちょっとくどい。
イメージとしてはラスト20分がお涙頂戴でずっとスローモーションって感じ。
長いよ。
ゾンビが等間隔で立っているのも違和感を感じた。
6.ズーム/見えない参加者
ニューPC画面上映画。
徐々に増えてきたPC画面上映画。
この映画をPCで見るのが最高に面白いですね。
この作品は映画館で見たのですが、私はZOOMしか使わない感じに飽きるかなと思いましたが、短い映画なので問題なし。
エンドロールが「なるほど」って感じ。
特典映像は不要でした。
7.最’狂’絶叫計画
バカですね。
基本は「リング」と「サイン」と「8マイル」ですが、そのほかにも様々なパロディーが入っています。
映画好きならいちいち笑えるので最高です。
例えば「サイン」はこんな感じ。
バカですね。
8.パージ:大統領令
パージを、終わらせる。
パージというネタだけでこれだけ映画が作れるのがすごいなと思いますよ。
暴論なのに一理ある、みたいに感じてしまう人が多いんですかね。
もちろん、映画の得意な題材なので映えるというのはあると思いますけどね。
このシリーズは毎回ジャケットがかっこいい。
まとめ
韓国映画をガッと見ました。
その感想は、自分たちのダメな部分もちゃんと描くってところですね。
特に、殺人の追憶は面白かった。
この記事を書いた人
tetsugakuman
基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。