ドルビーシネマ体験記 それは新しい黒との出会い。
ずっと気になっていた「ドルビーシネマ」を体験してきました。
ドルビーシネマ体験記
紹介動画で鳥肌が立ちました。
念願のドルビーシネマをMOVIXさいたまで体験してきました。
何が違うのか、何がすごいのか。
どんな作品におすすめなのか。
感想
まずはざっくりと感想をお伝えします。
「良かった」です!
何が良かったかと言いますと・・・
①劇場の雰囲気
まず、席の配置や壁、天井などがかっこいいです。
壁を伝う青いラインもいい雰囲気でした。
しかも、通常は予告が始まるまでに何かしらのCMや広告が流れますが、それがない。
いいですね。
この時点で「急にスーパー音響で驚かせるつもりだな!」とワクワクしました。
映画館の席に座ってしばらく無音、ここからワクワクはスタートしていました。
②オープニングと新次元の黒
なんて良いオープニングを作ってくれたんだ。
ここで私は鳥肌が立ちっぱなしでした。
実は、サラウンドな音響はそこまでびっくりしませんでした。
近いものはIMAXや5.1で体験していたからです。
「それよりも凄いんだぞ!」とドルビー側は思っているかもしれませんが、私の感覚としては「スピーカーという概念が変わったのか(よくわからないけど)すげー!」という感じでした。
そして、何より凄かったのは色です。
私は個人的に映画の色の中でも「黒」が重要だと思っています。
黒が濃いとそのほかの色彩も鮮やかに、暗い雰囲気はよりダークになります。
ドルビーの説明中にこんな画面が出てきます。
(手作りの画像です)
これは黒に見えますよね?
通常の映画やテレビの黒ってこんな感じなんですよ。
ナレーション「今見ているこれは実は「黒」ではありません。
チュドーーーーン!
これが本物の「黒」です。」
鳥肌ゾワーーー!でした。
そう。
この黒です。
これには一番感動しました。
違いを比べてみます。
最初の画像と2個目の画像の黒はそんなに変わらないように感じたかもしれません。
しかし、比べてみるとこんなに違います。
この「黒」を体験して欲しいです。
③今回鑑賞した作品
私が鑑賞したのは「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」です。
いい映像、音響でド派手なアクションを見るのはいいのですが、今回はさらに良かった点があります。
それはスーパーコンボが「お喋りクソ野郎映画」ということです。
(褒めてます)
ステイサムといえば無駄口です。
今作ではロック様とひたすらどうでもいい例えあいのオンパレード。
お前の喋り方はハリー・ポッターだの、靴をケツの穴からとして口から紐を出すだの。
そこに、さらに2人のお喋りモンスターが参戦・・・
超ハイスペックな劇場で高い値段払って最高の無駄口ど迫力アクション映画を見る。
最高ですね。
これが映画です。
④画像
今までの映画館で気になっていたのは「画面のブレ」です。
動いているシーンだと輪郭がはっきりせず、もやっとしている印象がありました。
しかし、今回はそれがクッキリ!
解像度などの知識はないですが「クッキリ」していてすごく良かったです。
⑤おすすめジャンル
ドルビーで鑑賞すべきジャンル。
結論から言いますと「宇宙系SF映画」と「ホラー映画」です。
予告編ではこれからドルビーシネマで上映される映画の予告編を見ました。
「ライオンキング」とか大作が目白押しです。
どうですか、この漆黒の宇宙は最強の黒で観る必要があります。
あと、「この最強の映画館でホラー映画が見たい」です。
なぜなら、ホラー映画は暗いんです。
最強の黒でそれを表現して欲しい。
なので、MOVIXさん!松竹さん!
「アナベル 死霊博物館」をドルビーシネマでお願いします!
もちろん、大作もいいでしょう。
ド派手なアクション映画もいいでしょう。
まとめ
いやー映画館っていいものですね。
こうやって音や映像が進化して映画がもっと楽しくなる。
日々、映画を作る方や映画館、映画関係の仕事をする皆様に感謝です。
ありがとうございます。
おかげで最高の映画ライフを楽しめています。
IMAXとの違い
違いは結構いっぱいあるようなので詳しくはお伝えできません。
詳しくはこちらをご覧ください。
この記事を書いた人
tetsugakuman
基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。