おすすめSF映画10選(未来編) いつかは過去になってしまう。
ここではSF映画の中から未来を描いたおすすめの映画を厳選して10作品紹介しています。
早速見ていきましょう。
1.マトリックス
2199年(予想)
人間はこれ(電池)なんだ。
映像革命であり、映画革命だった。
しかし、なぜ日本語版予告がないんですかね。
説明不要かと思いますが、こちらは日本のアニメ「GHOST IN THE SHELL」の影響を強く受けています。
なので初めの緑色の文字の雨にはカタカナが多く使われています。
カット割りや構図もアニメや漫画を参考にしたらしいです。
日本のアニメ、香港のワイヤーアクション、アメリカの映像技術。
それが融合してできた映画です。
詳しくは「マトリックス 感想と解釈」で。
2.12モンキーズ
2035年から1996年へ
見たい番組は放送する前に予約しないといけない!
人類のほとんどが死んだ。
生き残った数少ない人類は滅亡の原因を探し当て、阻止し、人類の繁栄を取り戻すのが目標だ。
過去へ行き、手がかりを探すブルース・ウィルス。
人類滅亡は阻止できるのか。
過去と未来を行ったり来たりするストーリーで伏線と回収がすごいです。
3.ターミネーター2
2029年から1994.5年へ
ダダンダンダダン、ダダンダンダダン。
名作中の名作ですね。
しかもタイムパラドックスを利用した作戦がすごい。
それと、名シーンが多い。
そもそもVFXが進歩がすごい時代だった、特に液体金属野郎がすごい。
機械側は相手のリーダーの母を殺そうとする。
人間側は機械を作った博士を殺しに行く。
未来のために過去でバトルが繰り広げられるのだ。
もちろん前作を見てからがいいのだが、ストーリーが適度に複雑なのがこの作品のポイントです。
ちなみに、「3」と「4」は別物という認識が支配的です。
「新起動/ジェネシス」は作品を補完するものとして楽しめます。
4.エリジウム
2154年
究極の貧富の差。
地球は極度の貧困、富裕層は宇宙に作った「エリジウム」で生活している。
「エリジウム」では仕事もなく、全ての病気が治せる。
地上の工場で働く主人公はミスで被爆し余命5日となる。
エリジウムへ行けば治療できる。
主人公はあらゆる手段を使い宇宙を目指す。
5.ガタカ
近未来
劣勢遺伝子は排除される。
近い将来、人類は遺伝子を調整して子供を作っていた。
なのでみんなスポーツ万能、容姿端麗、頭脳明晰なのだ。
しかし、主人公は親から生まれた本当の子供。
それは遺伝子的には「不適合者」となる。
「適合者」の遺伝子を買って偽り続ける緊張感と、劣性でも努力する主人公に感情移入してしまう。
見ていて「本当にこんな社会になったらどうしよう」と思ってしまう。
静かなSF作品。
6.オール・ユー・ニード・イズ・キル
時代設定不明
死ねば再スタート、対策をして再スタート、再スタート、再スタート。
エイリアンに地球は襲われた。
日本人原作なのでだと思うが、まるでゲームだ。
死んだらセーブポイントから繰り返し。
起こる出来事を知っているからそれを全て言い当てるのとかが快感だ。
しかし、コンティニューボタンが押せなくなったら・・・
ゲーム感覚なのが新鮮だった。
個人的にエミリー・ブラントにはまった作品。
7.ルーパー
2044年
相手は未来の自分だ。メッセージはどうやって送る?
主人公は殺し屋。
と言っても未来から送られてくる人を殺すだけ。
誰かも、顔も、理由も関係ない。
しかし、その相手が未来の自分だったらどうする。
ストーリーは思わぬ複雑さへ突入するが、シンプルに楽しめばOK。
タイムトラベルものとしてはけっこう斬新。
未来の自分を殺したら、残りの人生を自分に殺されるまで待つことになるから。
8.マイノリティー・リポート
2054年
殺人が起きる前に加害者を逮捕する。
予知能力のある人を介して未来の情報を知る。
そして、起こるであろう殺人などの犯罪を阻止する。
しかし、その予知に自分が殺人の加害者になると言われ事態は一変する。
陰謀や予知者の残像、網膜スキャンなどSFネタが満載。
派手な映像ではあるが未来すぎない感じが良い。
SF作品を見るときは「未来感」が合うか合わないかという問題が大きい。
でも、陰謀的ストーリーやアクションでその辺をカバーしているので誰もが楽しめる作品になっている。
9.オブリビオン
2077年
地球を守っているのは誰だ。と、思いきや。
エイリアン侵略後の地球。
戦争には勝ったが大地を失った。
地球を監視しエイリアン(スカヴ)の残党を倒すのが主人公の役割。
またトムクルーズかよ!って思うかもしれませんが、同感です。
SF映画によく出てますね。
あまり話に出てこないかもしれないですが、実はどんでん返し系映画ではビッグネームですね。
予想を超えるエンディング。
あとは未来的ガジェットがいいですね、丸い系ではありますが。
10.TIME
時代設定不明
未来の通貨は「時間」。
人間は25歳で時間が止まる。
富裕層は永遠に生き、貧困層は23時間をやりくりして生きている。
斬新なアイディアの映画ですね。
ほぼ全員が25歳。
親も、兄弟も、みんな。
貧困層の平均寿命(所持金)は23時間。
なので何もしないで23時間すぎると死ぬ。
だから働いて時間をもらう。
怖すぎでしょ、サボったら死ぬ、寝すぎたら死ぬ。
コーヒーが5分、バスが1時間。
時間を奪いにいくぞー!
まとめ
いかがだったでしょうか。
「未来編」ですが、「もうすでに過去になった編」もできそうですね。
2001年宇宙の旅とか、バック・トゥ・ザ・フューチャーとか。
あと「タイムトラベル編」「貧富の差編」とか。
この記事を書いた人
tetsugakuman
基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。