映画「ドント・ブリーズ」ネタバレと感想 犬もいるよ。

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ここでは映画「ドントブリーズ」のストーリーと魅力を紹介しています。

DON’T BREATH=息をするな

ドントブリーズ

前半はスリラー、後半はホラー。

短めの映画なのに見終わったあとにどっと疲れるサイコスリラー。

間違いなく2016年で最高の一本。

まず、眠っているジイさんをさらに深く眠らせようとしてガスを撒くのだが・・・

ストーリー

若造の強盗3人組(リーダー男、女、男)は行き詰まったデトロイトから脱出するために強盗を繰り返す。

しかも捕まった時の刑罰を考えて、お金はいくら以上盗まないとかを決めてるくらいしょぼい若造。

そいつらに舞い込んだ美味しい話。

娘を交通事故で亡くしたジイさんが慰謝料をたんまりもらったらしい。

轢いた方は金持ちだったのでお金を払って釈放、刑務所には入らず。

「盲目の老人が大金を持っている。」

盲目?老人?楽勝じゃん!

と食いつく。

そして、襲撃。

寝ているジイさんをさらに深く眠らせようと睡眠薬を気化して部屋に撒く。

すると・・・

ジイさんこっち見てる!

と思いきや、寝た。

目が見えていたら完全にアウト。

その後地下室が怪しいと踏んだ若造はガンガンドアを開けようとして音を立てる。

するとジイさんが起きてくる。

「だれだ」

ばれた!でもこっちは銃を持っている。

「動くんじゃねーぞ」と脅すもジイさんすり寄ってきてあっさり銃を奪う。

「許してくれよ、ちょっとした勘違いだよ」

と言ったのもつかの間。

パーーン

若造のリーダーが撃ち殺される。

でも、盲目なんだからこっちの人数はばれていない。

と思ったら・・・

ジイさん出口を釘で封鎖。

えー!

そして地下室に逃げ込むと、そこにはオゾマシイ光景が広がっていた。

なんと、女性が一人監禁されていたのだ。

その女性を連れて逃げようとしたら爺さん登場で銃乱射。

銃弾は監禁されていた女性に当たり死亡。

すると「俺のベイビーが・・・」と泣く。

そして捕まる若造二人。

衝撃

「死んだのは娘を殺した金持ちの女だ。

罪を償う代わりに私の子供を妊娠していた。

お前たちが来なければこんなことにはならなかった。

だからお前が今度は俺の子を産む役割だ。」

しかしなんとか逃げ出す。

追う老人に片方が撃ち殺される。

逃げる、女。

感想

ジイさんは言う。

「神なんかいない」

「神がいたらこんな仕打ちをするわけがない」

①ジイさんの狂った希望

この盲目退役軍人がいかにやばいやつか、狂っているかがわかる。

真っ暗な地下室でそこにだけ光が当たっている。

光、そう、ジイさんにとっての「希望」がそこに広がっている。

②予感

巧妙なのは、幾つもの「予感」をさせているところだ。

ジイさんの銃の隠し場所、寝室の壁の十字架の飾ってあった場所。

大金を持っていたから厳重に施錠したり警備会社に頼んでいたのではない。

続編

続編も作っていただいてありがとうございます!

詳しくはこちら↓に書いています。

まとめ

緊張の連続でたかが88分でも十分。

いや、それ以上は耐えられない。

前半のジイさんはまるでジョーズ、這い回り嗅ぎまわり狙いを定める。

後半はサイコ、銃を振りかざし暗闇で迫ってくる。

ジイさんを眠らせる「不正解」

音を立てないために靴を脱ぐ「不正解」

ジイさんに銃を向ける「不正解」

逃げようとする「不正解」

地下室へ隠れる「不正解」

脅す「不正解」

みんなで助かろうとする「不正解」

安全圏から中指を立てる「不正解」

あなたならどうする?

ぜひ一度ご覧ください。

老人が怖い映画

この記事を書いた人

tetsugakuman

tetsugakuman

基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。