おすすめ密室映画10選(メジャー編) それは究極の人間模様。
ここでは密室で巻き起こる人間劇が描かれた映画を厳選して10作品紹介しています。
密室といっても閉じ込められているものもあれば、そうでないものもあります。
1.10クローバーフィールド・レーン
密室空間:地下室
人気ハンドカメラ映画「クローバーフィールド」の関連作。
地上に謎のウイルスか何かが蔓延している、と言われ助けられた女。
しかし、これは監禁?誘拐?それとも世界の終わり?
その「何か」に備えていたおじさんは地下室を作っていた。
食料、空気循環システム、水、ゲーム、そんなものを備蓄していた。
たまたま拾われた女と危機を察知し逃げ込んできた地下室を作った作業員。
三人の密室での生活。
相手は救ってくれた優しいおじさんか、怪しい犯罪者か。
2.エグザム
密室空間:試験会場
部屋を退出すると失格。
80分のテスト、問題用紙は「白紙」。
どう考えても普通じゃない試験、殴り合っても止めに来ない。
世界観としては、どうもウイルスが蔓延する世界の最大の製薬会社のよう。
報酬がバカ高いだけでなく、安全も約束されるということだろう。
しかし、部屋以外は何も映らない。
3.キューブ
密室空間:謎のキューブ
起きたら、そこはもう「キューブ」の中。
説明も何もない。
縦、横、上、下、全てに同じような部屋がある。
関連作も多く、まさに「密室映画」の傑作です。
動ける距離としてはある意味無限なのですが、景色は同じ。
ここまで説明を省いた勇気がすごい。
4.アンノウン
密室空間:何かの建物
起きるとそこは謎の廃墟。
縛られた人、血を流している人、倒れている人。
窓や扉も頑丈で外には出られそうもない。
そしてわかったのは何人かが「犯罪組織」で何人かは「被害者」ということ。
密室劇であり、頭を使う頭脳戦でもある。
個人的に密室映画の傑作だと思っています。
最後まで見ると「あれ!?」ってなって、もう一度見てしまいます。
5.ヘイトフル・エイト
密室空間:雪山の小屋
始まりは広大な自然の中。
しかし猛烈な雪のせいで山小屋に閉じ込められた8人。
怪しい8人はどこまで信用していいのか。
最後はエグいぐらいのバトルに突入。
部屋の配置や様子が違う時は疑うべし。
キャラクターが濃くて面白いですが、ちょっと長い。
6.SAW
密室空間:謎の部屋
密室映画の歴史を変えた作品。
シチュエーションスリラーというジャンルを一気にメジャーにした大傑作。
似たような作品が五万とありますが、これだけは群を抜いています。
他の作品はただのスプラッターです。
ということで紹介する必要もないくらい他でも紹介されています。
見ていない方は絶対見てください。
7.12人の怒れる男/評決の行方
密室空間:会議室
密室劇の金字塔。
基本的に話しているだけなのだが、話が展開していく様子が面白い。
陪審員のほとんどは最初興味すらなく、早く帰ろうとしている。
反対意見を出したのはたった一人の老人だ。
「めんどうな爺さんだ」と思われながらも老人は事件をシミューレートし始める。
すると「あれ?」とか「たしかに」とかが出てきて、見ている方も考えが変わる。
気がついたら真逆の意見になってしまっている自分にびっくりできる映画。
8.フライトプラン
密室空間:飛行機
飛行機の嫌なところは着陸が成功しない限りほぼほぼ死ぬというところ。
飛行機内で娘がいなくなった、しかも搭乗記録もない。
飛行機中を探させる母、それでも見つからない。
母の狂言か、陰謀か。
そして、見つけた痕跡。
こんな飛行機には絶対に乗りたくないですね。
9.パニック・ルーム
密室空間:パニック・ルーム
緊急避難部屋「パニック・ルーム」のある家。
そこに強盗が現れる。
以外と緊迫感のない強盗犯。
モールス信号を覚えていても意味をなさなかったのが悔しい。
フィンチャー監督の明暗の演出が光る。
密室劇というよりは密室を取り巻く状況を描いた作品ですね。
パニック・ルームは安全でも、出られなければ意味がない。
10.デビル
密室空間:エレベーター
どんでん返しが得意なシャマラン監督の描くホラー映画。
停電の後に出血していた女性。
犯人はこの中にいるのか、それとも・・・
エレベーター以外の描写も結構あります。
見知らぬ人と一緒に閉じ込められるのは嫌ですね。
あっち系の映画だったのかとがっかりする人もいる映画です。
まとめ
傑作も多い密室映画。
メジャーな監督も手を出していますが、結構苦労していると思います。
出られない状況や広さもいろいろですね。
脱出できない状況をいかに作るか、それが大切です。
この記事を書いた人
tetsugakuman
基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。