映画「ガール・オン・ザ・トレイン」ネタバレと感想 男女問題はいつも面倒。

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ここでは映画「ガール・オン・ザ・トレイン」のストーリーや魅力を紹介しています。

 

ガール・オン・ザ・トレイン

 

酒に溺れると美しさは枯れていく。

ストーリー

!ネタバレあり!

毎日通勤の電車から見ていた理想の家庭。

しかし、浮気を見てしまった主人公はいてもたってもいられなくなった。

登場人物を↓のように呼びながら説明していきます。

主人公

元旦那をストーキングしている。

1日に何度も電話やメールをしている。

アルコール依存症が離婚の原因。

元旦那

結婚中に浮気していた相手と再婚。

子供と三人で幸せな生活。

今嫁

幸せな生活を満喫。

しかし主人公のストーキングに悩んでいる。

刺激も足りない。

若い女

今嫁の子守りのバイトをしていたがやめた。

↓の若い男と結婚している。

若い男

イケメン。

電車から見ていたのは自分が追い出された家。

今嫁と元旦那の生活を覗いている。

そのすぐ近くに綺麗な若い女と若い男の夫婦もいる。

この若いカップルは主人公にとって理想の夫婦像だった。

なぜか元旦那の家で若い女と知らない男が抱き合ってキスをしていた。

「どういうことだ!」と主人公は家に行ってみる。

しかしストーカー認定されているので何もできない。

若い女に異常な怒りを覚えた主人公は酒の勢いで近ずく。

罵ったあと記憶がなくなってしまう。

目が覚めると居候している友人宅に帰ってきていたが流血している。

その後若い女が失踪していた。

主人公は自分が何かしたのではないかと思いつつ、事件を追っていく。

警察が現れ失踪した日に何をしていたか聞かれる。

「あなたは何をしていたか覚えていないし、ストーカーだし、無職だ」

と疑われてしまう。

実は毎日電車で仕事に行っていたのではなく、ただ時間をつぶしていたのだ。

そして若い男に「あなたの妻が浮気をしているのを見た」と言いに行く。

若い男は「妻と仲が良かったのか?なんでもいいから教えてくれ!」と懇願する。

そして若い男と主人公は徐々に接近。

怪しいのは若い女のセラピストのセクシーな男。

若い女は旦那の子供欲しい願望に飽き、セクシーな男に夢中だった。

若い男の家に頻繁に行く主人公は帰り道元旦那に会う。

「隣人の家で、しかも事件があった人の家で何をしてるんだこのストーカーめ!」

と言われ「若い女を探すのを手伝っている」と答えるが信じてもらえない。

すると若い男が怒鳴り込んでくる。

「お前!俺の妻と知り合いですらないらしいじゃないか!おまけにアルコール依存症だ!俺を騙したな!」

実は若い女は遺体で発見された。

八方塞がりな主人公は電車の中で元旦那の元上司の女を見つける。

いてもたってもいられず切り出す。

「すみません、いつかあなたのパーティーで暴れた私です。

あの時は本当にすみませんでした。それで旦那もクビになってしまい・・・

そのせいで離婚したんです。」

すると「何を言ってるの?あなたの元旦那は女癖が悪くてクビになったのよ。

パーティーのとき、あなたは具合悪くて寝てただけよ?」

おやおやおや?

ここで主人公は元旦那が自分に嘘をついていたことに気づく。

酒の飲み過ぎで記憶がなくなったところを元旦那が有る事無い事言っていたのだ。

若い女を罵った日のことを思い出す。

若い女は元旦那の車に乗り込もうとしていた!

元旦那は主人公を見つけ痛めつけていたのだ。

(だから流血していた)

となると若い女の失踪は元旦那が犯人かと思い、家に直行。

ストーカー襲来で怯える今妻。

今妻に「あいつ(元旦那)は危険だ」と伝えようとするも信じてもらえない。

しかし、元旦那へ疑惑を持った今嫁は部屋やパソコンを調べる。

すると鞄から若い女の携帯電話発見・・・

見てみると元旦那への異常な発信履歴。

実は主人公からのストーカー電話だと思っていた着信は若い女からだったのだ。

元旦那帰宅、今嫁と主人公の修羅場(元旦那は殺人鬼確定)だ。

するとつらつらと喋り出す元旦那。

「あいつはいうことを聞かなかったどうのこうの・・・

お前はうざいしどうのこうの・・・

森でやってやった・・・」

やばい、殺される。

と感じる主人公と今嫁。

隙を見て逃走する主人公。

しかしすぐ追いつく元旦那。

振り返る主人公の手にはワインオープナー。

クビに、ブサリ・・・。

歩いてくる今嫁。

(死を悲しんで泣くのかとおもいきや)

ワインオープナーを回す、深く、深く、ねじ込み、とどめを刺す。

休憩

わかりましたか?

非常に複雑かつ記憶のすり替えでついていくのに集中力を要します。

元旦那は女癖が悪いゲスということです。

主人公と結婚するも子供ができず妻が酒浸りになる。

じゃあ浮気しようってことで職場の女と浮気。

浮気が原因で仕事をクビになったのを主人公のせいにする。

子供もできて幸せな生活、に飽きたのでベビーシッターに来た近所の若い女と浮気。

若い女がしつこいし、妊娠したって言い出したので森で殺害。

若い女もゲスです。

結婚していたがセラピストに色目を使い、さらに元旦那と浮気。

セラピストは疑われ、いい迷惑。

若い男は何もしてないのに世間から容疑者扱い。

主人公は陥れられ。

今嫁は元旦那を奪い取るも結局浮気される。

最後、清々した顔で警察の事情聴取に参加する。

感想

エミリー・ブラントの演技がすごい。

綺麗な女性なのに、酒浸りを演じる中盤は皮膚も垂れ下がり覇気もなく、ひどい状態。

追い詰められつつ、突き進む姿を演じきったそれは、本当に脱帽。

もともとミステリー色の強い小説が、なんだか昼ドラになってしまった印象。

大きな展開は最後までないので飽きるとおしまい。

集中力を維持させつつ誰が誰かを考える必要がある。

わざとだけど、今妻と若い女は見た目が似ているので混乱する。

ダメな人には全然ダメな映画でしょう。

最後の殺人シーンはどこか儚く描かれているのは良かった。

人々はいつでも何かしらのプレッシャーに押しつぶされそうになっている。

幸せとはそれがあっても頑張ろうとする、頑張ろうと思える強さの根源があること。

僕は男だからこう言った感想になるのだけど、女性が見たら全然違うのかもしれない。

むしろ女性向けの映画なのだろうと思っている。

まとめ

あまり見ないタイプの映画でしたが監督や主人公が好きだと見てしまいますね。

エミリー・ブラントは影のある役が非常に上手です。

酒はほどほどに。

あんなに飲んで二日酔いにならないのが不思議。

人と別れたら思い出の場所とか物は見ないほうがいいっていう教訓でもありますかね。

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この記事を書いた人

tetsugakuman

tetsugakuman

基本的にはダークな映画を好む。
スリラーバイオレンスホラーミステリーサバイバルSFアクションなど。